ジェルネイルの素材とは?硬化する理由やジェルネイルの特徴、アレルギーなど

 ジェルネイル 素材

ネイルの中でも長持ちで丈夫、無限にデザインを楽しめるジェルネイルは大人気。
特に光を当てて硬化させるため、素早くネイルできる点も魅力ですよね。
そんなジェルネイルの素材とは何か、みなさんはご存じですか?
今回はジェルネイルの素材やなぜ硬化するのか、ジェルネイルの原料から見た特徴やアレルギーが起こる原因まで、詳しくジェルネイルをご紹介します。
 
今週の最新ネイルをチェック♪
おすすめ ネイルチップはこちら

ミチネイルなら試着でサイズの失敗なし!
始めてのオーダー前には無料のサイズ確認用ネイルチップがおすすめです◎
サイズ確認用 無料ネイルチップはこちら

ネイルチップ初心者も経験者もこちらの記事で付け方・外し方をチェック▼
【保存版】ネイルチップの自然で取れない付け方外し方・サイズの測り方


目次  

ジェルネイルの素材とは?

ジェルネイル 素材

ジェル状の樹脂を光で硬化させることでアートを楽しむジェルネイル。
ジェルネイルの素材は普段聞きなれないものばかりですが、おおよそ以下の素材から作られています。
・ポリマー(オリゴマー)
・モノマー
・光重合開始剤
・フィラー
・その他添加剤

ポリマーとは主にウレタンアクリレートという化合物であり、ジェルネイルのメイン素材。
粘度の高い成分で、水あめのようなテクスチャーが特徴です。
一方でモノマーとはウレタンアクリレートの粘度を下げる働きがあり、二つはジェルネイルの硬さを調節していると考えておきましょう。
光重合開始剤とは、名前の通り光で化学反応を起こし、硬化する成分。
フィラーやその他添加剤を使って、これら成分を爪に塗布してもよい衛生・美容状態に保っています。
 

ジェルネイルはなぜ硬化するの?

ジェルネイル 素材

ジェルネイルの素材が分かったら、「なぜ化学物質がカチカチに固まって、ネイルになるの?」と不思議に思うかもしれません。
ジェルネイルはすぐに硬化するため扱うにも手軽で、光を当てないと硬化しないことからネイルポリッシュとは違う楽しみ方ができます。
次は、ジェルネイルがなぜ硬化するのか仕組みについてチェックしていきましょう。
 

光重合開始剤が入っているから

なぜ硬化するかというと、素材の項目でもご紹介した光重合開始剤が含まれているからです。
この光重合開始剤とは特定の光によって化学反応を起こし固まるもので、通常の蛍光灯や自然光では固まらないようになっています。
光重合開始剤にはいくつか種類があり、それによって
・LEDライト
・UVライト
・その他ライト

でジェルネイルが固まるようになっています。
 

自然の光では硬化しないの?

光で固まるのなら、ライトを買わなくても「放っておくと固まるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれません。
光重合開始剤は「特定の光」によって硬化するため、自然光や電気の光など普段私達が浴びる光では簡単に固まりません。
しかし長時間直射日光にさらされるなどすると、ジェルネイル素材の劣化によってどろっと固まることはあるかもしれません。
 

ジェルネイルを放っておくとどうなる?

ジェルネイルの消費期間は種類によってさまざまですが、およそ1年間が目安。
ジェルネイルを放っていても管理さえしっかりしていれば硬化することはありませんが、先ほどご紹介したようにどろどろと粘度が増したり固まったりする可能性もゼロではありません。
また、空気に長時間晒されることで変色したり素材の劣化で爪に負担がかかったりするため、できる限り早めに使い切っておくことをおすすめします。
 

ジェルネイルの特徴とは

ジェルネイル 素材

ジェルネイルの素材をよく理解した上で、今一度ジェルネイルの特徴をご紹介します。
難しく聞きなじみのない成分ですが、薬剤の特徴を押さえておくとジェルネイルをもっと楽しめますよ。
 

水やお湯に強く、付けっぱなしOK

樹脂が硬化したジェルネイルは、水に溶けることもありませんし強度も十分です。
そのため、水やお湯で取れないため付けっぱなしOK。
ただし、ジェルネイルは「固めた樹脂」であるため隙間ができる可能性もあります。
自爪とジェルネイルの間に汚れや水分が溜まったままだと、爪にカビが生える「グリーンネイル」の原因に。
付けっぱなしOKとはいえ、ネイルケアをしつつ衛生的にジェルネイルを続ける必要があります。
 

硬化するため「立体的なデザイン」が可能

ジェルネイルは光重合開始剤で固まるとご紹介しました。
硬化するのはジェルネイルの最大の特徴ですが、これは平面上に薄く伸ばしたジェルネイルはもちろん、重ねて立体的なアートをそのまま固めることもできます。
その場合は「アイシングジェル」や「ハードジェル」といった粘度の高いジェルネイルを使いますが、ジェルそのもので高さが出ない場合はパーツで立体感をプラスできます。
また、ネイルの長さ出しであるスカルプジェルも硬化する特徴を使って疑似爪を作成する手法です。
 

オフするためにはジェルネイルリムーバーが必要

ジェルネイルはすべてのネイル同様、オフのためにリムーバーを使用します。
ネイルカラーやポリッシュとは異なり、「アセトン」という溶剤を使うことがほとんど。
アセトンはしっかりくっついたジェルを溶かして剥がす効果がありますが、その分強い溶剤になるためネイルの傷みやオフには気を付ける必要があります。
また、ジェルネイルでしっかり固めたアートだと機材が必要になるケースもあるため、ジェルネイルを楽しむときはオフするシーンにも気を付けておきたいですね。

 
ジェルネイルでアレルギーが起こるのはなぜ?

ジェルネイル 素材

ジェルネイルは誰でも簡単にできるイメージがありますが、ネイルサロンでは「アレルギーの場合は施術を断ることもある」と話されるかと思います。
実は、ジェルネイルで爪や手指にトラブルが起こる可能性もあります。
次はジェルネイルの素材を把握したうえで、ジェルネイルアレルギーについて考えていきましょう。
 

ジェルネイルの素材にアレルギーがあるから

まずはジェルネイルの素材そのものにアレルギーがあるからです。
ジェルネイルの中には「HEMA」「アクリル酸」「ベンゾフェノン」という物質が含まれていますが、この3つが要因となりアレルギーが引き起こされることが多いです。
何に反応するのかは人それぞれですが、
・ジェルネイルがかゆい
・痛みがある
・皮膚がかぶれる、皮むけが起こる

などはジェルネイルアレルギーが疑われるでしょう。

 
ジェルオフ剤の強さに肌が耐えきれないから

ジェルをオフする際のリムーバーは強い素材が使われているため、刺激に耐えられず肌にダメージを負うことがあります。
アセトンは特に乾燥を呼び起こし荒れる原因にもなるため、ノンアセトンやアセトンフリーの優しい溶剤に変えると症状が緩和できるかもしれません。
 

ライト、未硬化ジェルなどでアレルギーが発症するから

他にもライトや未硬化ジェルでアレルギーが現れることもあります。
未硬化ジェルとは、ジェルネイルの硬化ができておらず拭き取る必要のあるジェルの残りのこと。
特にセルフネイラーさんはジェルの処理が不十分で、爪からはみ出したジェルが肌を長時間刺激してしまうこともあるため注意しておきましょう。
ネイリストでジェルアレルギーが疑われる場合は、こまめな手洗いや手袋の着用、コンディションを整えるなどの対策が必要です。
 

ジェルネイルを正しく知って活用しよう♪

ジェルネイルの素材はさまざまな溶剤によって構成されます。
それぞれに特徴があるからこそ、ジェルネイルが硬化しアートが可能、場合によってはアレルギーとなることがわかりました。
ジェルネイルを安全に使いたいなら、ネイルチップもおすすめ。
肌に影響なくジェルネイルが楽しめる方法で、オンオフが自分でできるため爪にも優しいアイデアです。
ネイルチップ専門店ミチネイルでは最旬チップを多数そろえているので、気になる方はぜひチェックしてくださいね。
 
今週の最新ネイルをチェック♪
おすすめ ネイルチップはこちら

 
 
>