【初心者さんも綺麗に◎】ジェルネイルの基本&コツをわかりやすくご紹介

近年、多くの女性がチャレンジしているセルフジェルネイル。
さまざまなお店で販売され、気軽に始められるようになりました。
とはいえ、基本をしっかりと押さえなければさまざまなトラブルを引き起こすことも。
今回は、
意外と知らないジェルネイルの基本とコツをご紹介します。
セルフジェルネイルのクオリティーをワンランクアップしたい人、これからジェルネイルにチャレンジしたいと考えている人は参考にしてみてくださいね。
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目次
ジェルネイルとは、
UVライトやLEDライトで硬化して仕上げるネイル方法です。
合成樹脂を成分としたジェルを自爪に塗り、工程ごとに硬化すると完成します。
これまでネイルポリッシュを使ったネイル方法が一般的でしたが、近年人気が急上昇◎
現在では、ネイルといえばジェルネイル、と考える人も多くいるでしょう。
ジェルネイルならではのツヤ感とぷっくり感が魅力であり、持ちの良さにも長けています。
3週間ほど持つことから、お気に入りのデザインを長く楽しみたい人にもおすすめです。
ジェルだからこそできるデザインも豊富にあり、オールシーズン爪のおしゃれを楽しめるでしょう。

セルフジェルネイルに必要なものをご紹介します。
必要なアイテムが多く、揃えるのが面倒と感じてしまう人もいるかもしれません。
ですが、一度揃えると長く使い続けられるものがほとんど。
基本のアイテムといえるでしょう。
セルフジェルネイルに必要なものは以下の通りです。
・ネイルワイプ:消毒や油分除去、ダストや未硬化ジェルの拭き取りに使う
・キッチンペーパー:机に敷いて汚れ防止や筆の拭き取りに使う
・消毒用エタノール:爪の水分・油分除去や消毒に使う
・ネイルプッシャー:甘皮を押し上げたりジェルネイルをオフしたりするときに使う
・ネイルニッパー:甘皮やささくれの除去に使う
・エメリーボード:薄い板状の爪やすりであり、爪の形や長さを整えるために使う
・スポンジバッファー:スポンジ状の爪やすりであり、削るときやオフの仕上げに使う
・ウッドスティック:甘皮の処理やジェルのはみ出し除去、パーツを付けるときなどに使う
・ベースジェル:カラージェルを塗る前に使うジェル
・カラージェル:色付きのジェルであり、単色をはじめラメやグリッター入りなどバリエーション豊かにある
・トップジェル:カラージェルを塗ったあとに仕上げに使うジェル
・ネイル用の筆:ジェルを塗るために使う
・UVライトやLEDライト:ジェルを硬化させるライトであり、近年はLEDが主流
・ジェルクリーナー:未硬化ジェルを拭き取るために使う
・キューティクルオイル:完成後にケアとして使う
ジェルネイルの基本のやり方〜プレパレーション〜
ジェルネイルを塗る前に、
プレパレーションと呼ばれる下準備を行います。
プレパレーションはジェルネイルの持ちを左右する工程。
プレパレーションをしっかりと行うことで、根元や爪先からのリフト(浮き)を防いでくれます。
プレパレーションのやり方やコツをご紹介します。
手指や爪を消毒する
手指や爪に細菌が残っていると、グリーンネイルなどの感染症を引き起こす可能性があります。
はじめにしっかりと消毒することが大切です。
このとき、
石鹸や水は使いません。
水分が残ってしまうと、持ちが悪くなってしまうのです。
エタノールをワイプに含ませて、爪や爪まわりを拭き取ってください。
ハンドクリームやネイルオイルなど、油分があるときにはしっかりめに拭き取ります。
手指全体を消毒したいときには、スプレーボトルにエタノールを入れて吹きかける方法もおすすめです。
爪の長さと形を整える
エメリーボードを使って、爪の長さと形を整えます。
まずは長さから。
90度の角度でエメリーボードをあて、
一定方向に動かして削ってください。
長さを整えたら、左右それぞれのサイドを削ります。
サイドを削るときにも一定方向にエメリーボードを動かすことが大切です。
長さと形が整ったら、エッジに残ったバリをバッファーで取り除きます。
バリが残ったままだとエッジ部分が凸凹に仕上がってしまう原因に。
綺麗に取り除いてくださいね。
はじめはバリがたくさん出てしまうかもしれません。
少しずつ削るときの角度が身につくことで、バリを少なく仕上げられるようになるはずです。
甘皮とルーススキンを除去する
甘皮とは、爪と皮膚の間にある白っぽい皮のこと。
そのままジェルを塗ってしまうとリフトの原因になるため、できる限り取り除きます。
ルーススキンとは、甘皮の下にある皮状の角質です。
ルーススキンまでしっかりと取り除くと、爪の表面の凹凸が整います。
プッシャーを使って、
力を入れずに甘皮とルーススキンを押し上げてください。
ウッドスティックにコットンを巻き、くるくると動かしながらこすると綺麗に取れます。
甘皮はニッパーでカットしてください。
サンディングする
ツルツルとした面にジェルネイルを塗布しても、あまり密着しません。
持ちを良くするために、
サンディングと呼ばれる工程を行います。
バッファーを使って、自爪全体が白く曇るように軽く削ります。
サイドや根元のキワも忘れずに曇らせることで、リフトを防いでくれます。
ただし、削りすぎには要注意。
自爪が薄くなってしまうため、傷をつける感覚でバッファーを動かしてくださいね。
また、目の荒いバッファーは一度でたくさん削れてしまいます。
目の細かいバッファーを使うこともおすすめです。
ダストを払って油分を拭き取る
爪全体が白く曇ったら、残ったダストを払います。
ダストが残ると凹凸ができるため、
指まわりまでしっかりと払ってください。
その後、ワイプにエタノールを含ませて、爪全体の油分を拭き取ります。
エッジや爪の裏側まで拭き取り、その後は触りません。
誤って触ってしまったときには、もう一度拭き取ってくださいね。
プレパレーションが完了すると、いよいよ
ジェルネイルを塗る工程です。
ここまで30分前後の時間がかかった人も多いでしょう。
ジェルネイルを塗る工程は、デザインによってかかる時間もさまざま。
シンプルなワンカラーネイルであれば、1時間〜1時間半ほどで完成するといわれています。
疲れたときや集中力が切れたときには、一度切り上げてもOK。
左右で日を変えてジェルネイルを施す人も多いです。
ベースジェルを塗布する
筆の
片面、1/3くらいの量のベースジェルを取り、爪に塗布します。
まずは爪の中央にベースジェルを置いてください。
筆を寝かせて、のせた半分の量を中央から先端に向かって引くように塗ります。
残ったベースジェルを筆先をつかって根元側へと動かすように運んでください。
根元から1mm程度のすきまを空けて塗ります。
サイドもはみ出さないように爪先に向かって塗りましょう。
エッジも塗り忘れないでくださいね。
塗り終わったら30秒ほどそのまま待ち、セルフレベリングを待ちます。
セルフレベリングとは、ジェルが持つ特性の一つです。
粘度のあるジェルが勝手に広がり、多少の凹凸を解消してくれます。
爪に光を当てて、光の線が歪んでいないことを確認しましょう。
光の線が歪むときには、凹凸があるということ。
凹凸をなくすようにジェルを塗ると、完成したときにもツルンとした仕上がりになります。
ベースジェルに限らず、ジェルがはみ出たときにはウッドスティックを使って必ず取り除くことが大切です。
はみ出たところからリフトしてしまうだけでなく、アレルギーになってしまう可能性もあります。
ジェルは拭き取っただけでは皮膚に残ってしまうため、エタノールやクリーナーを使ってくださいね。
ベースジェルを硬化する
ベースジェルが完成したらライトを使って硬化します。
自爪が薄い場合やジェルの量が多いとき、ジェルのメーカーによっては
硬化熱を感じることも。
硬化熱とは、ジェルネイルが固まるときに発生する熱のことです。
避けられないものですが、熱さを感じたときにはすぐにライトから手を出してくださいね。
トータルの時間が足りていれば、時間を分けて硬化しても問題ありません。
熱さが引いたらもう一度足りない時間分ライトに当ててください。
カラージェルを塗布して硬化する(1回目)
ベースジェルを硬化すると、表面に未硬化ジェルが残っています。
未硬化ジェルは、つぎのジェルの密着を良くする働きを持つため、
そのままカラージェルを塗布してください。
カラージェルは塗布前に爪楊枝などで空気が入らないように気をつけながらしっかりと混ぜます(撹拌)。
筆の片面にカラージェルを取り、ベースジェルと同じように爪全体に塗布します。
多少のムラはそのままでOK◎
量が多すぎると硬化不良を起こすため、塗りすぎには注意が必要です。
カラージェルの塗布が完了したらライトで硬化します。
カラージェルを塗布して硬化する(2回目)
カラージェルは
二度塗りが基本です。
二度塗りをすることでムラが解消され、はっきりと発色してくれます。
一度目と同じように爪全体に塗布してください。
カラージェルの塗布が完了したらライトで硬化します。
カラーが薄く感じたときには、3度塗り、4度塗り…などと重ねても問題ありません。
塗布に失敗したときには、硬化前であればやり直すこともできます。
ワイプにクリーナーを含ませて拭き取り、乾いたらもう一度塗布し直してくださいね。
トップジェルを塗布して硬化する
カラージェルが完成したら、トップジェルでコーティングします。
トップジェルはベースやカラーよりも
多めに筆に取ることがポイントです。
ふんわりと力を入れずに塗布し、全体の仕上がりを確認してから硬化してください。
ぷっくり感が足りないときには、トップジェルの工程を繰り返してもOK。
トップジェルは、長く硬化すると曇りの原因になってしまいます。
硬化時間を守ることも大切です。
未硬化ジェルを拭き取る
ワイプにクリーナーを含ませて、爪全体を拭き取ります。
未硬化ジェルがついたワイプで繰り返し拭き取ると曇ってしまいます。
綺麗なワイプで丁寧に拭き取ってくださいね。
また、何度拭き取っても曇る場合、トップジェルの硬化不良が考えられます。
全体を軽く削ってダストを払い、もう一度トップジェルを塗布して硬化しましょう。
ノンワイプトップジェルを使った場合には、未硬化ジェルは発生しません。
未硬化ジェルの拭き取りが苦手、という人は、ノンワイプタイプを使うこともおすすめです。
ネイルケアをする
未硬化ジェルを拭き取ると、ジェルネイルそのものは完成です。
ですが、乾燥した爪はジェルネイルの持ちが悪くなってしまいます。
ネイルケアでしっかりと保湿しましょう。
ネイルオイルやネイルクリームを爪の根元を中心に塗り込みます。
サイドや先端までしっかりと塗り、保湿成分を浸透させるとケア完了です。
ネイルチップ初心者も経験者もこちらの記事で付け方・外し方をチェック▼
【保存版】ネイルチップの自然で取れない付け方外し方・サイズの測り方
ジェルネイルの基本のやり方をご紹介しました。
ネイルチップ専門店のミチネイルでは、バリエーション豊かにネイルチップをご用意しています。
セルフで仕上げることが難しいときには、ネイルチップで好みのデザインを楽しむこともおすすめです◎
ぜひ、ミチネイルをチェックしてみてくださいね。