「削らないジェルネイル」パラジェルネイルとは?今人気のネイルを解説
ジェルネイルは
・塗布する前
・オフのとき
と2度自爪に軽くヤスリをかけるサンディングという工程を通ります。
このサンディングとはいわゆる爪を削ることで、表層部分とはいえ自爪へのダメージにつながることも。
そのためジェルネイルは傷みやすい、すぐ爪がボロボロになるという噂もあるのですが、この削る工程をなくしたのが削らないジェルネイルであるパラジェルです。
今回は今人気のパラジェルとは何か、詳しく解説します。
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目次

ジェルネイルをすると自爪が痛むというイメージはよくされますが、これは
「ネイルオフのときに強い溶剤を使うから」「サンディングといって自爪を削るから」などの原因があります。
このサンディング不要にした削らないジェルネイルが、パラジェルです。
2010年に国内で開発されたジェルであり、今はネイルサロンで幅広く使われる人気のジェル。
この特徴をまずは見ていきましょう。
パラジェルの最大の特徴が「削らない」
パラジェルの最大の特徴が「削らない」ことです。
従来ジェルネイルをするには、サンディングと呼ばれるヤスリ掛けを爪に行う必要がありました。
・ジェルネイルのベースを塗布する前
・ネイルオフのためにリムーバーをしみこませる前
この2つの工程で自爪を削るため、ジェルネイルを繰り返すと自爪にダメージが蓄積し、ボロボロになることも多いです。
そこで開発されたのがパラジェルで、パラジェルは2回削る必要のあった工程を抜かして削らないジェルネイルとして今人気を集めています。
なぜパラジェルは削らないの?
どうして従来のジェルネイルが削る必要があるのかというと、
・ジェルネイルが爪に定着しない、はじいてしまうから
・リムーバーをジェルの中までしみ込ませる必要があったから
です。
オフの際に削るのはリムーバーでしっかりジェルを落とさないと、「次のジェルが定着しない」から。つまり、削らないジェルネイルにするには
「サンディングしなくても定着するジェル」である必要があります。
パラジェルはこの点に着目し、ジェルが硬化すると従来にはない「爪との間に真空状態」を作る化学反応を起こします。
するとジェルネイルがしっかりと爪に密着し、取れにくくなりました。
オフの際も「真空状態」を解除するには少しの隙間でよいため、ジェルをすべて削り取る必要がありません。
次のジェルも乗せやすくなるため、自爪へのダメージを最小限に抑えてネイルを楽しめるのです。
パラジェルのその他特徴とは
パラジェルにはその他にも特徴があり、まず発色のよさが挙げられます。
パラジェルに使われる顔料は微細なものを使用しているため、クリアカラーからニュアンスカラーまで色が出やすいのが特徴です。
また、サンディングをする場合は爪が元々薄い人だと、
ライトに当てて硬化する際に強い痛みを感じることがありました。
パラジェルは固いテクスチャで爪に一切のダメージを与えないので、痛みを感じにくいのも特徴のひとつです。

パラジェルの特徴を見ると、
「じゃあなんで削るジェルネイルがNGなの?」と疑問に思いますよね。
もし削り続けたらどうなるのか、従来のジェルネイルが持つデメリットも見ていきましょう。
自爪へのダメージが蓄積し薄い爪に
ジェルネイルは自爪をカバーしてくれる働きもありますが、オンオフを繰り返すと自爪へのダメージが蓄積し、次第に爪がペラペラと薄くなります。
薄いと硬化熱が直接肌に行き届きやすく、痛みを感じたりジェルネイルの持ちにつながることも。
特に目立った乱暴な動きはしていないのに、
「ジェルネイルを付けても1週間で取れちゃう」という方は、爪が弱っている証拠なのかもしれません。
1度自爪をしっかり休ませた上で、健康な状態でパラジェルに切り替えるとかなり長持ちすることがわかります。
オフする場合はしっかり取れない
削るのがNGなら、ジェルネイルをオフする際にサンディングせずにリムーバーのみを使えばいいのでは?と思う方も多いです。
しかし、ジェルネイルの硬化は意外と頑丈で、
リムーバーを塗布してホイルでカバーしただけでは中まで浸透しません。
リムーバーは強い溶剤ほどジェルを落としやすいので、削らず長時間放置するとその分肌への影響も気になりますよね。
しっかりオフするにはサンディングが必要、けれどもサンディングは爪に悪影響、と悪循環が起きてしまいます。
セルフジェルネイルの難易度がさらに高くなる
サンディングの工程を省くメリットには、
「セルフジェルネイルの難易度を下げる」という意味合いもあります。
サンディングはプロのネイリストでも加減が難しく、不慣れなネイル初心者さんだと「表層よりもさらに削ってしまった」というケースは多いもの。
その点、パラジェルであればサンディングが必要ないのでセルフネイルがより簡単に、安全になります。

その他、気になるジェルネイルの用語をまとめてチェックしていきましょう。
ネイルサロンでよく見る言葉の中で、意味のわからないものの参考にしてくださいね。
ノンワイプトップジェルとは?
ジェルの種類はたくさんありますが、ノンワイプトップジェルとは
「未硬化ジェルの拭き取りがいらない(ノンワイプ)ジェル」を指します。
実はジェルネイルは光に当てて硬化すれば完成というわけではなく、完全に硬化しきれなかった未硬化ジェルが表面にべたっと付着しています。
この未硬化ジェルはエタノールやクリーナーなどで拭き取る必要がありますが、この工程を省くために作られたのがノンワイプトップジェルです。
名前の通りトップコートとして使うことが多く、拭き取り不要なのでセルフネイルにも便利なアイテムとなります。
カルジェルとは?
カルジェルとはこちらもパラジェルと同じく、削る必要のないジェルのこと。
カルジェルはさらにジェルネイルを始める前処理であるプライマーの塗布も不必要で、
マニキュアのように使える気軽なアイテムです。
バイオジェルとは?
バイオジェルも削らないジェルネイルのひとつ。
バイオジェルは他2つとメーカーが異なるという根本的な違いもありますが、3つの中で最も硬い作りが特徴的です。
ある程度の長さ出しやクリアフレンチに使うこともできるため、立体アートやクリアアートに使われることも多いジェルです。
自爪を削らずにジェルネイルを楽しむのなら、ネイルチップはいかがですか?
ネイルチップ専門店のミチネイルでは、すべてのネイルチップをジェルネイルで仕上げています。
おすすめをご紹介するので気になるデザインをチェックしてみてくださいね。
優しげベージュで好印象な大人かわいいネイルチップ
ふんわりpale beigeネイル
2,350 円(税込)
柔らかさ抜群のペールベージュをメインに使ったネイルチップです。
パールとミラージェルを組み合わせた囲みネイルがかわいらしいですよね。
さりげなくお花をモチーフにし、春らしさも感じることができます。
ラメとホログラムの輝きも上品さたっぷり♪
大人の女性におすすめのデザインに仕上がっています。
最旬カラーでおしゃれ見えを叶えるネイルチップ
ピーチベージュのぷるマグネイル
2,350 円(税込)
最旬カラーとして注目を集めるピーチベージュをメインに使ったネイルチップです。
ぷるぷる感のある微粒子マグネットジェルを取り入れ、不思議な輝きを放ちます。
クリアジェルを使ったニュアンスネイルとゴールドラメのグラデーションもおしゃれです。
合わせるファッションを選ばない優秀デザインといえるでしょう。
絶妙なホワイトグレーが周りと差をつけるおしゃれネイルチップ
ホワイトグレー×シルバーハートネイル
2,550 円(税込)
ほんのり色味を感じるホワイトグレーをメインに使ったネイルチップです。
すべての爪にパーツやアートを施し、どの指を見ても今っぽおしゃれな印象を与えてくれます。
立体的なハートパーツはオーロラの輝きを放つところがポイント。
おしゃれ女子注目のY2Kテイストも楽しむことができますよ。
ジェルネイルの種類は多種多様。
特に削らないジェルネイルであるパラジェルは、多くのネイルサロンが使っていることもあり今のトレンドです。
これまでジェルネイルに「傷みやすい」「取れやすい」とネガティブなイメージを持っていた方も、パラジェルを使うとまたネイルの楽しみが増えるかもしれないので、気になる方はぜひ試してみてくださいね。