ジェルネイルサロンで価格が異なるのはなぜ?原価やネイルは儲かるのか解説

ジェルネイルというと、爪を美しくキレイに見せるファッションの一つ。
今や珍しいものではなく、おしゃれの一環としてメイクと同じレベルで親しまれています。
このジェルネイルを施すネイルサロン、ネイリストは年々増加中。
ともなってサロンではそれぞれ違う値段でジェルネイルが提供されていますが、価格が異なるのはなぜなのでしょうか?
今回はジェルネイルの原価はどのくらいなのか、ネイルをお仕事にしようと考えている方に向けてネイルは儲かるかどうかまで解説します。
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目次

ジェルネイルを行うネイリスト。
サロンが増えている今、ネイリストを目指す方もネイリストそのものの人気も高まっていますよね。
人気の職業というイメージも強いネイリストですが、
なぜ今増加中なのかをまずはチェックしておきましょう。
特別な資格がいらないから
みなさんの周りでも「趣味としてやっているジェルネイルでお客さんを取ってみたい」「個人でネイリストとして働く」という方は多いかもしれません。
今増えているネイリスト、その理由のひとつとしてネイリストには特別な資格不要でなれるというものがあります。
例えばネイルサロンと同じく「サロン」と名前の付くヘアサロンは、国家資格を有したスタイリストしか仕事ができません。
セラピストやエスティシャンも、資格取得を行わなければならない施術が含まれることもあるでしょう。
一方で、ネイリストは極端にいうと
「自分がネイリストと名乗れば」ネイリストになれます。
とはいえ最低限の知識や技術は必要であり、場合によってはそれを客観的に証明する必要もあるため、ネイリスト検定を取得する方もいます。
国内のネイル人口、ネイラーさんが増加しているから
また、ネイリストそのものが増えているのかというと、
全国のネイル人口やネイルサロン数は年々増加傾向にあり、その分ネイリストも増えつつあるといえます。
ネイルに興味を持つ方が多ければ、その分需要もあるためネイリストの人気にもつながりますよね。
最近では自分で行うセルフネイルも人気で、気軽に楽しめるアイテムも続々登場しています。
この先もネイリストの需要はあり、将来性もあることから人気が高まっているのかもしれません。
他の美容サロンと違い初期費用が少なくて済む
ネイルサロンがどうして増えているかというと、他の美容サロンと比較して初期費用が抑えられる点が挙げられます。
店舗を構えて設備を整える必要があるヘアサロン、ベッドなど大掛かりな家具も必要なエステサロンと比べると、ネイルサロンは限られたスペースでもお客さんをお迎えできます。
また、
店舗を持たないネイリストが間借りするノマドサロンや、ヘアサロンやエステルームの一画、デパートや化粧品売り場のスペースを借りて開業するネイルサロンも多いです。
より気軽に出店できるというのも、ネイリストの人気につながっています。
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人気職業であるネイリスト。
では、実際にネイリストやネイルサロンは儲かるのでしょうか?
ジェルネイルの原価や実際のネイリストの平均年収から考えます。
ジェルネイルの原価はかなり安め
ジェルネイルの原価のみで考えると、実はジェルネイルはかなり安めです。
ネイルサロンが増えているのは、増加傾向にあるネイル人口の増加を受ける意味もありますし、開業のハードルが低くなおかつ原価が安く利益が発生しやすいのも特徴だからです。
原価は一概には言えませんが、
5,000円のジェルネイルにかかる原価はおよそ500円未満とも言われています。
通常のジェルネイルが1,000円以上したとしても、お客様一人に塗布する量を考えると相当な回数使えるため、美容サロンの中では原価は安い分類になります。
サロンによって価格が異なるのは「立地」と「人件費」
原価が安いのなら、どうしてジェルネイルはあんなに高価なの?と思う方もいるかもしれません。
この価格から原価を差し引いたすべてが利益になるわけではなく、ここから土地代や設備費、そして人件費などを計算しなくてはなりません。
ネイルサロンでかかるお金の多くが
「店舗のレンタル費用などの家賃」と「人件費」です。
特にネイルサロンは立地条件によって集客が大きく左右されるため、駅に近いところや目立ちやすいところ、駐車場のある土地などに構えることがほとんど。
そのため、よい立地でなおかつ人気のあるネイリストが在籍するサロンは自然と価格が高くなるでしょう。
「サロンAとサロンB、同じ内容なのにどうして価格が異なるの?」という答えは、サロンの立地と在籍するネイリストによって利益率の設定が大きく違ってくるからといえます。
ただしネイリストの給料は「安い」という現状
では、ネイリストは儲かる職業なのでしょうか。
実はサロンに在籍するネイリストの年収状況はそこまで高くなく、平均年収はおよそ
327万円ともいわれています。
月収に換算すると
15〜20万円ほどになり、ネイリストそのものは儲かるかどうかは働き方次第といえるでしょう。
ただし、人気のネイリストや価格を高く設定しても選ばれる技術のあるネイリストだと、これ以上の年収を望める場合もあります。

ネイルサロンで働くネイリストの実情や原価についてをご紹介しましたが、「ネイリストはやめるべき」かというとそうではありません。
ネイリストになること自体はハードルが低く、またネイルサロンの開店手段も豊富にあるため
「働き方の幅が広い」というのもネイリストの持つメリットです。
次は、個人で働くにはどのような方法があるかを考えてみましょう。
ネイルチップ販売
ジェルネイルの技術とデザインを売るだけなら、チップにして販売することも可能です。
個人でネイルチップ作家になるには、minneやCreemaなどのオンラインハンドメイドマーケットに出品することで販売できます。
また、ある程度のネイリスト経験があればネイルチップ専門店での専属ネイリストとして働くのもおすすめです。
チップを作るのはコツが必要ですが、
接客の必要がないことと自分の得意なデザインを活かすことができるため、ストレスを少しでも減らしてネイルと向き合いたいネイリストにおすすめです。
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自宅サロンを開業する
自宅サロンとは、家の一画や同じマンションの一室などを改装してサロンにすること。
ネイルサロンを自宅で行うのに特別な許諾は必要なく、開業届を税務署に提出するだけで開店できます。
ただし開業後にはいくつか注意すべきことがあり、
集客方法や営業時間、自宅の中でいかにリラックスできる空間を作るかどうかなどを考えなくてはなりません。
美容室などを間借りして個人で働く
ヘアサロンやエステサロンの一画を間借りする個人のネイリストもたくさんいます。
間借りして開業するサロンはヘアサロンを目的としたお客様にも見ていただけることで、
自然と宣伝効果が得られることです。
間借りにはレンタル料金が必要で、開店時間もサロンなどに合わせる必要がありますが、ライフワークバランスが取りやすい働き方が実現できるでしょう。
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ジェルネイルの原価やネイリストは儲かるのか、ネイリストの働き方までご紹介しました。
今人気のあるジェルネイルだからこそ、唯一の技術を活かして「好き」を仕事にするチャンスはいくつもあります。
とはいえ働くとなるとシビアな利益が求められるため、ネイルで収入を得る仕組みを知って、自分のお仕事に活用してみてくださいね。